ユニバーサルデザインとバリアフリーとごっちゃに考えている方がいらっしゃるのではないかと思います。

バリアフリーは障がいのある人が生活する上で不便な障害を取り除こうという考えで、
ユニバーサルデザインは、障がいのあるなしに、年齢や性別、国籍にかかわらず
すべての人のためにデザインするという考え方です。

昨日、用があって堺市まで出かけてきました。
待ち時間にスーパーに置いてあった資料をもらってきました。
紹介させていただきます。

1、みんなが公平に使える
2、さまざまな使い方ができる
3、使い方が簡単でわかりやすい
4、その人にとって使うのに必要なことがすぐ分かる
5、使い方を間違えても危なくない
6、少ない力で楽に使える
7、使いやすい、大きさや広さである
以上の定義があり、現在ではいろんな所に普及してきています。

はさみやボールペンなどの文具、椅子や机、蛇口やシャンプー等の日用品、
学校や病院、スーパーや駅、エスカレーターやエレベーター、階段やトイレ、
ゴミ箱や自動販売機、電光掲示板や地図、音の出る信号機や非常口のマーク、
道路の標示等々私たちの身近な暮らしの中に便利がたくさんあります。
一目見ただけで何の意味かすぐわかります。

それから人々の心の中にもユニバーサルデザインがあるといいよね。
たとえば出入り口に履き物がきちんと揃えてあったり、
道路に落ちているゴミをちゃんとゴミ箱へ入れたり、
点字ブロックの上に自転車止めないとか、
ホームではちゃんと並んで割り込みをしないとか、
ご近所同士必要な道具は貸し借りできるとか、
これからの時代はみんなが助け合える社会になっていってほしいなぁって思っています。

資料は堺市の行政資料1-k2-09-0110から抜粋しました