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一番簡単で難しいモノの写真といえば静物です。動いてくれないので、イメージ通りにポーズをとってくれることがありません。静物を撮るコツは？って聞かれても答えようがありません。が、置き方や撮影方向によってずいぶん変わってきます。
自然にその物が美しく見える角度を探すのがポイントではないかと考えています。使っている状態が一番美しいのではないかと感じています。商品の写真を見て、お客様がその商品を使っているところを想像し、買いたいと思ってもらえたら正解ではないでしょうか。つまり、商品のコンセプトが見える写真を撮影するということですね。

撮影するのは、小さな商品だけではありません。大阪府泉南市の工務店であるテクノデータハウスさんから、ご依頼をいただいて、建てられた家の写真撮影とビデオ撮影をさせていただいております。家造りの思い出を写真とＤＶＤに仕上げて納品しています。家を建てられた方にも大変喜んでもらっています。
私は大きな建物を本のように広がり感のある美しい写真は撮れませんが、家族の安らぎの空間そのものを美しく撮ろうと努力しています。
家の完成は、言ってみれば誕生日。そして新しい生活の出発点でもあります。それを写真とDVDに残すことによって、とっても素敵な記念になるかと思います。